お通夜・葬儀のマナー
20代、30代ぐらいの年齢になると、お通夜や告別式に参列する機会が増えるので、基本的なマナーを身に付けておく必要があります。
訃報は急に入るので慌ててしまう人が多いですが、連絡が入ったら開式の時間を確認して、遅くても30分以内には到着をしておくことが大事です。
遺族や親族は黒の喪服の着物を着用していることが多いですが、一般参列者の場合は和服を着用するのは避けたほうが良いでしょう。
一般参列者が和服を着用していると浮いてしまうので、洋装のブラックフォーマルを着用したほうが好印象を持ってもらえます。
故人や遺族と親しい間柄の場合は、葬儀社の受付や花屋などで供花を注文したり、お供え物を注文しておくと良いでしょう。
お通夜や告別式は悲しみの席なので会場に入ったら私語は控えるようにして、携帯電話はマナーモードにしておくか、電源を切っておくことが大事です。
開式の時間になると僧侶が入場をして読経が始まるので、家族や遺族などのお焼香が終わると一般参列者の順番が回ってきます。
自分の順番が回ってきたらまずは遺族に一礼をしてから、祭壇の前に進んで遺影に一礼をしてから、抹香を指でつまんでお焼香をします。
宗派によってもお焼香の回数が違ってきますが、周囲の人に合わせて行うと良いでしょう。
心を込めてお焼香を行った後はもう一度遺族に一礼をして、退出をします。
基本的なお通夜や告別式のマナーを知っておくと、いざという時に慌てずに済みます。